宮城県白石市にある小原温泉の共同浴場、岩風呂かつらの湯へ行ってきました。
かつらの湯は、小原温泉旅館かつらやの駐車場の奥にあるため、遊歩道を1~2分歩いていきます。
入口で入浴料を支払い、奥で靴を履き替えます。
かつらの湯は、男女別浴です。
暖簾をくぐると下へ降りる階段があり、正面に脱衣所、左手に湯船が見えます。
湯船は、5~6人は優に入れる大きさです。
湯船の脇(出入口側)には、シャワーも備え付けられています。
しかし、シャンプー等は使用できないので要注意です。
排水が直接川へ流れるためだそうです。
シャワーの逆側(奥側)では、迫りくるように岩が出っ張っています。
かつらの湯は、目の湯という名の源泉が使用されています。
その泉質は、源泉温度53.2℃、pH=7.9の単純温泉です。
なお、湯口に飲泉用の枡が置いてありました。
口に含んでみましたが、かすかな硫黄臭が鼻に抜けるだけで、味そのものは感じませんでした。
湯船の温度はかなり高めで、体感で44℃くらいありました。
お湯は無色透明ですが、茶色い綿のような湯の花が浮いているのが確認できました。
特徴的な浴感はありませんでしたが、熱さによるほどよい刺激が気持ちいいです。
加温なし、熱い時期のみ加水ありの源泉かけ流しで、岩風呂の風情が楽しめる良質な温泉ですが、塩素消毒ありなのが玉に瑕です。
宮城県白石市小原字坂上66
営業 8:00~18:00(臨時休業あり)
料金 大人200円