和歌山県田辺市本宮町にある川湯温泉では、川の流量が減る冬季(11月~2月)に、大塔川をせき止めて巨大な露天風呂「仙人風呂」が作られます。
今回は、この「仙人風呂」へ行ってきました。
本来は、12月から2月までの季節限定となっていますが、平成27年度は田辺市合併10周年記念により、通年より期間を1か月延長して3月21日まで仙人風呂が設置されています。
川幅の半分強を囲っており、大きい造りとなっています。
男女別の脱衣所も設けられています。
脱衣所から仙人風呂までは、道路を渡って行かなければならないので、水着推奨です。
生まれたままの姿で入浴したい場合は、脱衣所を利用せず、直接風呂へ行くと良いでしょう。
なお、サンダルがあると便利です。
泉質は、源泉温度約73℃、pH=不明の単純泉です。
川底から湧いている73℃の源泉に、大塔川の清流を引き入れて40℃前後に調整してあります。
湧き出ている箇所付近はとても熱いので注意が必要です。
単純泉かつ川の水を引き入れているため、特徴的な浴感はありません。
ずばり、温かい川です。
川湯温泉の名物ですので、川湯温泉に行くなら設置時期を合わせた方がよいでしょう。
ただし、本物の川なので多少不衛生です。
肌が弱い方は、入浴を避けた方がよいかもしれません。
和歌山県田辺市本宮町川湯(大塔川)
営業 12月~2月(6:30~22:00)
料金 無料