奥飛騨温泉郷 新平湯温泉 奥飛騨ガーデンホテル焼岳

岐阜県高山市にある新平湯温泉(しんひらゆおんせん)は、奥飛騨温泉郷内では平湯温泉に次ぐ規模を誇ります。
今回は、新平湯温泉にある「奥飛騨ガーデンホテル焼岳」に行ってきました。

奥飛騨ガーデンホテル焼岳には10以上のお風呂がありますが、一部(天皇泉(混浴露天風呂)と貸切露天風呂)日帰りで利用できないお風呂もあるようです。
ホテルの受付で入浴料を支払い、ホテル内にある脱衣所へ向かいます。

脱衣所には、温泉成分表が掲示してあります。
1号泉は、源泉温度70.8℃、pH=7.1のナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉です。
2号泉は、源泉温度67.1℃、pH=6.7のナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩・塩化物泉です。
主な違いとして、1号泉にだけ、硫黄臭がすると記載がありました。

脱衣所を抜けると、内湯があります。
この内湯は、白湯で循環のため、塩素臭いです。

内湯から外に出ると、立派な屋根の下に、岩風呂やヒノキ風呂、寝湯があります。
ほぼ無色透明で、硫黄臭がしたので、こちらが、1号泉と思われます。

さらに先は、混浴ゾーンになるため、ホテル指定の湯衣(ゆあみ)を着用します。

このホテルのメインの湯船は、おそらく「うぐいすの湯」でしょう。

エメラルドグリーン色をしたお湯は、国内唯一の超深層水温泉で、約3億6千万年前という太古の海底の地層由来だそうです。
肌に必要な各種ビタミンやミネラルなどが自然のまま溶け込んでいるとか。

泉質は、消去法で2号泉となります。

湯口では、岩に赤茶色の成分が固まっています。

舐めると、熱くて鉄臭く、ほのかな塩味、酸味を感じました。

うぐいすの湯の先には、洞窟風呂があります。

人工の洞窟ですが、湯気が逃げずにとどまっており、雰囲気たっぷりです。

湯は、上の方から、打たせ湯のように注がれています。

このホテルは、非常に多くのお風呂があり、日帰りで消化するのは大変です。
さらに、最も泉質が強い混浴露天風呂「天皇泉」を日帰り利用できないのが残念です。
しかし、エメラルドの温泉は、奥飛騨温泉郷の中でも特異な泉質だと思われるので、日帰り利用する価値は十分にあります。

岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根2498-1
営業 12:00~22:00
料金 大人500円

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