熱塩温泉 下の湯共同浴場

福島県喜多方市熱塩加納町にある熱塩温泉(あつしおおんせん)は、開湯600年の歴史があります。
今回は、熱塩温泉唯一の共同浴場である下の湯へ行ってきました。

熱塩温泉入口から坂を登って行きます。
迷ったら右へ進んでください。
しばらく登っていくと、下の湯が見えてきます。

入浴料は、さらに2軒分登ったところにある叶屋商店で支払います。

浴室内の写真を撮ることができませんでした。
というのも、地元の老夫婦が2人で男湯に入っていたためです。
ちなみに、男湯と女湯の入口は別ですが、脱衣所は同じです。
カーテンが設置してあり、女性はそのカーテンに隠れることができますが、ハードルは高いと思います。

泉質は、pH=6.4のナトリウム・カルシウム-塩化物泉です。
熱塩のその名のとおり、源泉温度は64.3℃と熱く、塩分が強いのが特徴です。
湯船のお湯も熱めで、舐めると塩辛いです。
婦人病、慢性皮膚炎、胃腸病などに特効があり、古くから近郷の人々の湯治場として親しまれ、別名「子宝の湯」とも呼ばれるそうです。

私が訪問した時には、かなり混んでいました。
地元でない老人に「かけ湯はしゃがんでしろ!お湯が飛ぶだろうが!」と外部利用者が怒られているのが印象的でした。
また、老夫婦の話によると、熱塩温泉を利用するには今が最も良い季節で、冬はほとんど利用者はいないそうです。
その理由は、雪道でアクセスが悪くなることもありますが、何より脱衣所が寒くてたまらないからだそうです。

お湯はとてもよく、大満足でした。
また利用したいと温泉です。

福島県喜多方市熱塩加納町熱塩熱塩甲811
営業 9:00~16:00
料金 大人200円

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