休暇村岩手網張温泉

岩手県雫石町にある「休暇村岩手網張温泉」に宿泊しました。

本館にある「大釈たいしゃくの湯」「白泉はくせんの湯」、日帰り温泉「薬師の湯」、野天風呂の「仙女の湯」（冬期閉鎖）、「鹿追足湯」（冬期閉鎖）の5か所の温泉を「網張五湯」と呼んでいるそうです。

大釈の湯には、内風呂と露天風呂があります。

内風呂は、ぬるめの約41℃に設定されていました。

白く細かい湯の華が湯船の底に溜まっていました。

細かな湯の華で白濁しているように見えますが、思ったより透明の湯です。

泉質は、源泉温度72.9℃、pH＝4.1の単純硫黄泉（硫化水素型）です。

源泉かけ流しですが、加水はされています。

弱い硫黄臭とほのかな渋い酸味があります。

露天風呂は、約42℃に設定されていました。

手すりの前に湯口があるため、湯口付近に居座りにくいのが残念です。

肌をなでるとさらっとした感触と、酸性特有のぴりっと感があります。

顔や髪にはやさしくないpHなので気を付けたいところです。

白泉の湯は、扇形の内湯のみです。

大釈の湯より人気がないようで、人の出入りが少なく、ゆっくりできます。

大釈の湯と白泉の湯は、約2km離れた同一の源泉から引湯しているので泉質は同じです。

こちらの方が透明感があるような気がしました。

日帰り温泉「薬師の湯」は、網張温泉館のことです。

玄関を出て5分ほど歩いたところにあります。

道中に「湯ノ沢大橋」があります。

なお、網張温泉館も同じ源泉から引湯しているため、泉質は同じです。