元湯温泉 大出館

はじめに

塩原温泉郷の元湯温泉「大出館」へ行ってきました。
外観は、ちょっと古いホテルです。
※ 外観を撮り忘れました。

温泉の成分が非常に強く温泉の性質上、殆どの金属はすぐに腐食してしまうそうです。
したがって、電化製品類はあまり充実していません。

温泉

大出館には、

  • 2つの混浴浴場
  • 貸切内湯
  • 女性専用浴場

があります。

混浴浴場1

混浴浴場のうちの1つには、黒い湯の「墨の湯」と白い湯の「鹿の湯」の2つの湯船があります。

墨の湯は、五色の湯という名の源泉が使用されています。

その泉質は、源泉温度52.6℃、pH=6.4の含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型)です。

硫化水素型ですが硫黄臭もあまり感じず、見た目とは違ってさっぱりとした淡白な浴感です。

一方、鹿の湯は、墨の湯と違って真っ白です。

鹿の湯は、御所の湯という名の源泉が使用されています。

その泉質は、源泉温度50.9℃、pH=6.2の含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型)です。

墨の湯と同じ硫化水素型らしい硫黄臭がします。

また、浴感も違い、こちらはしっとりずっしりとします。

私はこちらの湯の方が好きです。

混浴浴場2

もう一方の混浴浴場は、事実上の男湯です。

内湯(平家かくれの湯)から露天(御所の湯)へと出られます。

どちらも御所の湯源泉が使用されています。

貸切内湯

貸切風呂は、空いていれば使用できるシステムです。

予約制ではないのがうれしいところ。

こちらも御所の湯源泉が使用されています。

湯船の色が鹿の湯とは違っていました。

公式ホームページによると、晴天はエメラルドグリーンや乳白色、雨天は灰色に変化するそうです。

食事

夕食

夕食は、何か特徴があるわけではありませんが、宿泊料も高くありませんし、宿泊の主目的が温泉ならば十分満足できるレベルです。

朝食

朝食はもう一品あったら嬉しいなと思いました。

感想

元湯温泉には、3軒の旅館がありますが、黒い湯に入れるのは大出館だけです。
2種類の温泉を楽しみたいなら大出館を選択することになるでしょう。
若いカップルが好む感じではありませんが、温泉の質は確かだし、コスパが良いのでおすすめです。

データ

栃木県那須塩原市湯本塩原102
営業:10:00~16:00(受付~14:00)
料金:大人600円

最新情報をチェックしよう!