グレンファークラス蒸留所を後にし、次の目的地であるグレンフィディック蒸留所を訪れました。
グレンフィディック蒸留所は、1963年に他に先駆けてシングルモルトを売り出し、今や世界で一番飲まれているシングルモルトとしても有名です。
現在、スコットランドのウイスキー蒸溜所は年間100万人以上の観光客を迎え入れており、その先鞭をつけたのはグレンフィディック蒸留所です。
お昼に到着したため、施設内にあるカフェ・レストランで昼食を取りました。
さすが、王者グレンフィディック、ディスプレイが美しい。
各メニューの下にお薦めのウイスキーが併記されています。
マリアージュを愉しめということでしょう。
素直にグレンフィディックビーフバーガーとお薦めのIPAカスクを注文しましたが、食べながら飲むと口の中がウイスキー味一色になってしまいました。
やはりウイスキーは食後酒でした。
昼食後は、予約していたツアーに参加しました。
最初に上映されるビデオは多言語対応しており、ヘッドフォンからは日本語が流れてきました。
しかし、その後は日本語対応はしておらず、中途半端感は否めません。
また、ツアー中は撮影禁止の箇所が多く、世界のグレンフィディックの割にケチだな、と思わず呟いてしまいした。
撮影できたのは、マッシュタン、ウォッシュバック、ポットスチルぐらいです。
マッシュタンは、まさに稼働中でした。
ウォッシュバックは木製で、年季が入ると右側の色が左側の色のように黒くなるそうです。
ポットスチルは小さめで、ツアー説明では、大きいポットスチルを使用している蒸留所(名指しでグレンモーレンジ)をディスっていました。
心の狭さを感じずにはいられません。
このツアーの最後にはテイスティングがついています。
味わいを楽しむとともに、お土産用の小さいボトルに自分の好きな割合でブレンドして持ち帰ることができます。
お土産コーナーには日本で買えるものばかりでしたが、1つ心惹かれたのは、その場で自分でボトリングできるお土産です。
しかし、お高い(15,000円程度)ので諦めました。
この後、通訳が運転する車でスコットランドの首都、イギリス第2の都市であるエディンバラに向かいました。