山形県東根市にある東根温泉の共同浴場「いしの湯」へ行ってきました。
いしの湯は、民家のお風呂場を借りるようなスタイルの共同浴場です。
玄関に入って声をかけて入浴料を支払い、右手にある浴室へ向かいます。
浴室は、脱衣所よりも一段低くなっています。
浴室内は湯気が充満していました。
湯船は小さめで、なんとか3人は入れるかなという大きさです。
湯船の湯は、黄緑色に少し茶色を混ぜたような色を呈しています。
泉質は、源泉温度66.0℃、pH=7.9のナトリウム-塩化物・硫酸塩泉です。
加水なし、加温なし、消毒なしの源泉かけ流しとなっています。
硫黄臭とモール臭がまざったような表現しがたい複雑な匂いがしますが、味はほとんどありません。
湯船へは、外から注がれるのではなく、写真手前の管を通って湯船の中へ注がれています。
湯船の温度は43℃ぐらいはあり、少し熱めです。
白い綿のような湯の花も舞っていました。
いしの湯は、つるすべ感のある、体に効きそうな強めのお湯です。
長く浸かりすぎると湯疲れしてしまいそうですが、気持ちが良すぎて出るのが惜しまれます。
温泉のレベルはかなり高いと思いました。
再訪したい素晴らしいお湯です。
山形県東根市温泉町1-22−5
営業 8:00~20:00(1日、16日定休)
料金 大人250円