乳頭温泉郷 孫六温泉

秋田県仙北市田沢湖田沢にある乳頭温泉郷は7つの温泉で構成されています。
その中の1つ、孫六温泉(まごろくおんせん)へ行ってきました。

孫六温泉に行くためには、黒湯温泉の駐車場を利用して歩くか、大釜温泉から歩いていきます。
今回は、大釜温泉から15分程度歩いて行きました。
1本道なので、迷うことはありません。

受付は奥にあるので、入浴料を支払った後、来た道を戻るように浴場へ向かいます。

孫六温泉には、混浴露天、混浴内湯、女性専用露天、男女別内湯の4種類のお風呂があります。
※5種類目の「打たせ湯」もあるそうなのですが、訪問当日に気付かず、後日知りましたorz。

男女別内湯は、唐子の湯という名前が付いています。

脱衣所は綺麗ですが、少し狭いです。

湯船は小さめで、2人が足を伸ばしたらいっぱいです。

泉質は、源泉温度49.9℃、pH=7.4の単純温泉です。

白濁しており、少し硫黄臭がしますが、無味です。
湯船の温度は43℃ぐらいでちょうどよいです。

混浴内湯は、石の湯といいます。

石の湯の脱衣所は、唐子の湯のそれよりもさらに狭いです。

浴室へ入ると、湯船が下に見えます。
湯船には、石?が2つ沈んでいます。

湯船側から見ると、向かって左側が男性脱衣所入口、右側が女性脱衣所入口となっています。

泉質は、源泉温度46.0℃、pH=7.1の単純温泉で、唐子の湯とは異なる源泉です。
透視度が高いですが、少し黒みがかったお湯で、白い湯の花が確認できました。
また、少し硫黄臭がしました。

石の湯の特徴は、なんといっても、その熱さ。
薄めようにも水がなく、頑張ってはみたものの、結局、湯船に浸かれることができませんでした。

石の湯の浴室には戸があり、そこから外に出ると混浴露天があります。

屋外に出ると、左右に1つずつ、計2つの湯船があります。
右側(上側)の湯船は大きめで、湯口も2つあります。

左側(下側)の湯船は比較的小さめの湯船で、湯口は1つです。

下の写真は、左側(下側)の湯船から撮影したもので、写真の奥に小屋、右側(上側)の湯船が見えています。
これら2つの湯船も、なんとか無理して入れるぐらいの高温です。

唐子の湯、石の湯とは違った泉質のようですが、詳細はわかりませんでした。
白濁しており、白い細かな湯の花が舞っていることら、硫黄泉と思われます。
なお、聞いたところによると、仕組みはわかりませんが、夏は無色透明になるようです。

孫六温泉では、色々な泉質の温泉が楽しめるため、日帰りではもったいないと思います。
1日で全ての湯船に入るのは、時間的・体力的に大変かもしれません。

秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林
営業 8:00~17:00、9:00~16:00(冬期)
料金 大人510円

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