福島県福島市飯坂町にある飯坂温泉(いいざかおんせん)は、宮城県の鳴子温泉、秋保温泉とともに奥州三名湯に数えられています。
今回は、飯坂温泉の共同浴場「切湯(きりゆ)」へ行ってきました。
昔は上湯とも呼ばれ、切り傷によく効くといわれているそうです。
川に沿って階段を降りて行く途中に券売機と受付があります。
さらに降りて行くと、暖簾が見えてきます。
湯船は、3人が入るには狭い、小さな湯船です。
お湯は、無色透明、無味無臭で、湯の花は確認できませんでした。
「飯坂温泉オフィシャルサイト」によれば、泉質は、源泉温度51.0℃、pH=8.6のアルカリ性単純温泉です。
源泉名は、波来湯分湯槽です。
飯坂温泉の特徴は、その熱さです。
湯船に設置してある温度計は故障中でしたが、46℃以上はあると思います。
私がなかなか入れないでいると、地元の方が、水で薄めてくれました。
私のことを「イケメン」と評価してくれる、とてもやさしい方でした。
強烈な熱さではあるものの、なめらかなやさしい浴感です。
地下にあるせいか熱がこもり、他の共同浴場よりも汗の引きが悪い気はしましたが、地元の方に愛されている名湯です。
なお、飯坂温泉は、駐車場を探すのに苦労します。
事前に「飯坂温泉オフィシャルサイト」からダウンロードできるアクセスマップで、駐車場の位置を確認しておくとよいでしょう。
福島市飯坂町湯野切湯ノ上5
営業 6:00~22:00(月曜日定休)
料金 大人200円