飯坂温泉 天王寺穴原湯

福島県福島市飯坂町にある飯坂温泉(いいざかおんせん)は、宮城県の鳴子温泉、秋保温泉とともに奥州三名湯に数えられています。
今回は、皮膚病に特に効能があるとされている共同浴場「天王寺穴原湯(てんのうじあなばらゆ)」へ行ってきました。

天王寺穴原湯は、天王寺湯と穴原湯をあわせて昭和61年に移築したもので、飯坂温泉街から少し離れたところにあります。
駐車場は、収容台数が少ないこともあり、常に混んでいるようです。

建物の左側から裏に回り込むように階段を上っていくと、一般住宅の玄関のようなドアがあります。
ドアを開けて右側にある券売機で購入した入浴券を左側の番台さんへ渡し、脱衣所へ向かいます。

湯船は、2人がやっと入れるぐらいの小さな湯船です。

飯坂温泉オフィシャルサイト」によれば、泉質は、源泉温度60.0℃、pH=8.4の単純温泉です。
源泉名は、富士屋源泉です。

飯坂温泉の特徴は、その熱さです。
湯船に設置してある温度計では、なんと47.2℃と表示されていました。

お湯は、無色透明、無味無臭ですが、白い線状の湯の花が確認できました。
他の共同浴場に比べ、すこしとろみがあるように感じました。

なめらかなやさしい浴感ですが、激烈な熱さのため注意が必要です。
しかし、その熱さが癖になる、中毒性のある名湯です。

福島県福島市飯坂町湯野湯尻25
営業 6:00~22:00(水曜日定休)
料金 大人200円

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