群馬県高崎市倉渕町にある倉渕温泉へ行ってきました。
倉渕温泉の源泉の起源は遠く300年の昔、江戸時代に遡るといわれ、当時はたまご湯と呼ばれ親しまれていたそうです。
入口を入ってすぐ左手にあるフロントで入浴料を支払います。
旅館の中を進み、浴場へ進みます。
脱衣所には、温泉の説明が掲示されています。
以前は、内湯と露天で違う源泉だったようですが、宿の方に確認したところ、最近は重油が高騰していることから同じ源泉を使用しているとのことでした。
内湯は、ヒノキ風呂になっています。
泉質は、ナトリウム-塩化物泉と思われます。
加温されてはいますが、源泉かけ流しです。
湯量に対して湯船が大きいため、若干ぬるめですが、ちょうどよい範囲内です。
湯は、少し黄緑色をしており、無味無臭で癖がなく、非常にやさしいしっとりとした浴感です。
偶然かもしれませんが、採光の仕方が粋です。
内湯から外に出ると露天があります。
こちらは冷たく、冬は浸かるのは厳しいと思います。
夏なら気持ちよく楽しめると思います。
真ん中にある人魚のオブジェが印象的です。
榛名山のふもと、西側にある温泉ですが、東側には伊香保温泉があるので、立地的に厳しい勝負を強いられている温泉です。
しかし、その分、混みあうことは少ないはずなので、ゆっくりすることができるでしょう。
群馬県高崎市倉渕町権田2236
営業 10:00~20:00
料金 大人600円