長野県松本市安曇にある坂巻温泉旅館（さかまきおんせんりょかん）に泊まりました。
長野県と岐阜県の県境にあり、上高地内の宿泊施設の代わりに登山・観光の起点としても利用されています。
坂巻温泉は、大変よく温まることから「子宝の湯」とも言われているそうです。
この旅館には、男女別内湯と男女別露天があります。
内湯は建屋の2階にあります。
壁の塗装が一部剥げており、歴史を感じます。
泉質は、源泉温度67.5、pH＝6.6 ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉です。
山の湧水により30～40％ほど加水されていることもあり、ドバドバと湯船にお湯が注がれています。
ここの温泉は飲泉できるので、少し飲んでみたところ、味はほとんど感じませんでしたが、少し硫黄臭がしました。
非常にやさしい浴感に驚きましたが、さらに驚いたのは、湯の花の量です。
露天は、旅館の１階から外に出て、階段を降りて行きます。
風情ある造りで、好感が持てます。
内湯とは異なり、湯の花は少なめです。
湯口では、成分が白色に固まっています。
湯船の底は厚めに砂利が敷いてあり、足が埋まって態勢が崩れる場合もあるので、気を付けてください。
冬ならではの、白い木々が見えました。
夕食は、鯉料理が多いメニューでした。
鯉が苦手なければ満足できると思います。
旅館の内装は綺麗で、コストパフォーマンスが良いです。
ホームページを見れば温泉へのこだわりも感じられ、実際に素晴らしいお湯でした。
おススメできる温泉宿です。
長野県松本市安曇上高地
営業 9:00～16:00～16:00（内湯は11:00～）
料金 大人500円
