長野県小県郡青木村にある田沢温泉(たざわおんせん)は、昔から子宝の湯として、また乳の出が良くなる温泉としても知られています。
今回は共同浴場の有乳湯(うちゆ)へ行ってきました。
温泉街は急登かつ事実上一方通行の道幅であるため、気を付けてください。
少し登ると有乳湯の建屋が見えてきます。
駐車場は、建屋の手前を右折、続いて左折し、反時計回りに建屋の裏へ回ります。
建屋に入って正面にある券売機で入浴券を購入し、窓口に渡します。
窓口に向かって左側が男湯、右側が女湯です。
共同浴場にしては比較的大きめの造りです。
泉質は、pH=9.6の単純硫黄泉です。
源泉温度は40.6℃で、少しぬるめです。
お湯は、無色透明で無味で、しっとりぬるっとしたやさしい浴感です。
浸かってしばらくすると肌に多くの気泡が付きます。
硫化水素型ではないので、硫黄臭は、湯口でかすかに感じることができる程度です。
なお、湯船の横に、かけ湯用の緑色した「冷たい」に近いぬるい温泉があります。
地元の方によると昔の源泉だそうで、今の湯船に注がれている温泉は、新しく掘った源泉だそうです。
ぬるぬる感と気泡の多さを兼ね備えた温泉は滅多にないと思います。
おススメの温泉です。
長野県小県郡青木村大字田沢2694
営業 6:00~21:30
料金 大人200円