岩手県八幡平市にある松川温泉峡雲荘に宿泊しました。
近くには、松川地熱発電所があります。
非常に立派な建物で、中に入っても高級感があります。
峡雲荘には、男女別の内湯、混浴露天、女性専用露天があります。
混浴露天は、脱衣所は男女別になっているものの、入口は当然共通です。
露天風呂自体は広いのですが、湯船の中に大きな岩がいくつか立っているため、居場所は限られます。
また、底が岩や砂利のままなので、お尻をつけると痛いです。
中腰で浸かる必要があります。
お湯は青みがかった白濁色です。
湯口は温泉成分で白くなっています。
泉質は、pH=5.5の単純硫黄泉(硫化水素型)です。
源泉温度が65.1℃と高いのですが、加水はされていること、湯船が大きいことなどから、お湯はぬるめです。
内湯は、露天とは別の入口から入ります。
浴室内は、湯気がこもっているためか、露天では感じなかった硫黄の良い香りがします。
内湯は熱めです。
粉のような湯の花が湯船の底に溜まっており、かき混ぜると舞います。
色からすると、しっとりとしたやさしい温泉かなと思いきや、ピリッと刺激的な印象でした。
なお、内湯から混浴露天風呂へ直接行くこともできます。
湯口の脇にある窓をくぐって外に出て左方向へ行きます。
10秒ぐらい歩くと混浴露天風呂へ着きます。
ちょうど、混浴露天風呂用の脱衣所と反対側に出てくることになります。
とにかく立派な旅館です。
暖房も温泉の地熱を利用しており(なので温度調節できないが玉に瑕ですが)、設備にもお金をかけていることが伺えます。
宿泊すれば、くつろげること間違いありません。
岩手県八幡平市松尾寄木松川温泉
営業 8:00~20:00
料金 大人500円