秋田県仙北市にある新玉川温泉へ行ってきました。
元々あった玉川温泉が本格的湯治場として人気が高かったため、同経営者が1998年に玉川温泉と同じ源泉からお湯を引いた「新玉川温泉」を設立しました。
入口を入って突き当たりにある券売機で入浴券を購入します。
入浴券を持って、券売機に向かって右方向に歩いて行くと浴場が見えてきます。
購入した入浴券は、カウンターに置いてある箱に入れます。
脱衣所には、浴室の見取図がありました。
見取図のとおり、浴室内には様々な湯船があります。
なお、露天風呂もあります。
泉質は、pH=1.2の酸性-含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)・アルミニウム-塩化物泉です。
少し濁った深緑色をしており、白い湯の花がわずかに浮いています。
世界でも珍しい塩酸を主成分とした強酸性の温泉で、放射能を有しラジウム温泉の一種でもあります。
強酸性により、肌への刺激が強いため、濃度や温度にもバリエーションがあります。
その種類は次のとおりです。
源泉100%では化膿菌、大腸菌が15分で死滅するほどの酸性度のため、皮膚に相当の刺激があります。
そのため、源泉100%の浴槽は、約39℃とぬるめに設定してあります。
源泉はとんでもない酸っぱさです。
浴室内の飲泉所では、8倍に薄めるように書いてありますが、8倍でも相当酸っぱいです。
初めに源泉100%の湯船に入ると体への負担が大きいため、源泉50%の湯船から入るよう案内があります。
しかし、源泉100%の湯船が最も大きく、一番人気がありました。
源泉100%のお湯は、肌が荒れていたり、切り傷があったりするとヒリヒリし、場合によっては(?)悪化します。
湯治湯ですが、外傷のある人は、覚悟して入った方が良いでしょう。
秋田県仙北郡田沢湖町玉川
営業 8:00~17:00
料金 大人600円