戸倉上山田温泉 万葉超音波温泉

戸倉上山田温泉(とぐらかみやまだおんせん)は、長野県千曲市にある温泉です。
戸倉上山田温泉には、7つの日帰り温泉があります。
今回は、万葉超音波温泉(まんようちょうおんぱおんせん)に入ってきました。

発券機で入浴券を購入し、入ってすぐのところにいる番台さんに入浴券を渡します。

脱衣所には、泉質や源泉かけ流しで加温等をしていない旨の案内が掲げられています。
泉質は、pH=8.6の単純硫黄泉で、源泉温度は47℃だそうです。

湯船は奥から手前に三層になっており、奥から手前へお湯が流れ移ります。
奥の岩風呂は45℃、中央の泡風呂は42℃、手前は39℃となっているそうです。

奥に湯口があり、岩の上から少し緑がかっているようにも見える無色透明の温泉が流れています。
岩には、コップが置いてあるので、飲泉可能です。
飲んでみると、確かな硫黄臭がします。

中央の湯船が泡風呂になっている理由は、ここの温泉の名前に関係しています。
当時の芝浦工業大学学長(橋本富寿氏)が、この温泉の気泡が水面で爆発する際に超音波が発生し、骨が0.5~1℃度高くなる(体がポカポカする)という理論を唱えたそうです。
要するに、その理論に基づいて、空気を送り込み、人工的に泡を発生させ、ひいては超音波を発生させているというわけです。
超音波を目で確認できるわけではないので真相はよくわかりませんが、温度がちょうどよいこと、泡が気持ちいいこともあって、最も多くの人が泡風呂に浸かっていました。

手前の湯船は浅くなっており、寝湯が可能です。
檜が浮いており、良い香りが漂っていました。

肝心の浴感ですが、ヌルヌル感はあまりありませんが、刺激が少なく肌にやさしい感じがしました。
一方で、湯あがりは爽快感がある不思議な温泉です。
外湯が数多くあるなかで難しいですが、温泉はファンは入っておくべき温泉でしょう。

長野県千曲市磯部新戸倉1125
営業 4:00~23:00(受付は22:30まで)
料金 大人350円

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