福島県福島市土湯温泉町にある新野地温泉相模屋旅館(しんのじおんせんさがみやりょかん)へ行ってきました。
磐梯朝日国立公園内、標高約1,150mの高所にある一軒宿です。
玄関からは、標高を感じる眺めを楽しめます。
旅館の受付で入浴料を支払うと、タオルがもらえます。
男性は旅館入口入って左奥へ進みます。
なお、女性は右側の階段を登っていくようですが、詳細はわかりません。
廊下を進むと、暖簾が見えてきます。
内湯は左側の暖簾をくぐったところにあります。
野天風呂は、正面のドアを開けて行きます。
女湯は別のところにあるはずなので、なぜ青と赤の暖簾があるのかはわかりません。
なお、この暖簾の手前側に成分表が貼ってあります。
泉質は源泉温度83.5℃、pH=6.8の単純硫黄泉です。
源泉温度が熱いため、天然の山水を加水してちょうど良い温度(ホームページでは41~44℃)に調整しています。
先に野天風呂へ行きました。
館内スリッパから屋外用サンダルへ履き替え、遊歩道を30秒ほど進みます。
正面には、白い噴気が勢いよく吹き出しているのが見えます。
冬にこの遊歩道を歩いたことがありますが、その時は内湯に先に入り、前だけ隠して裸のまま野天へ向かったので、とても寒い思いをしたことを覚えています。
脱衣所は遊歩道の突き当たりにあります。
脱衣所の左側にある野天風呂の湯船は5~6人が入ったらギュウギュウになってしまう程度の広さです。
湯船の縁には、温泉成分が綿のようにこびりついており、湯船の底はヌルヌルします。
硫黄の匂いがする真っ白なお湯は、口に含むと卵のゆで汁の味がします。
天然水を加水しているため、味が薄いのだと思います。
しかし、この加水のおかげで、肌への感触もまろやかに感じます。
排水は川に放流しているようです。
内湯は、暖簾をくぐってドアを開けたところにあります。
お湯の温度は野天風呂と大差なく、若干熱めのちょうどよい温度です。
野天と内湯、どちらに長く浸かるかは、好みの問題でしょう。
非常におススメの温泉です。
福島県福島市土湯温泉町字野地2
営業 浴時間 10:00~15:00(受付14:00まで)
料金 大人800円