はじめに
長野県松本市にある白骨温泉泡の湯に宿泊しました。
泡の湯には、有名な混浴露天風呂の他、男女別の内湯や露天風呂もあります。
温泉
内湯
内湯は、2つの湯船に分かれており、右側の広い方が源泉がそのままの湯船、左側の狭い方が加温した源泉の湯船になっています。
なお、泡の湯の全ての湯船は加温の有無のみの違いだけで、加水・消毒なしのかけ流しです。
泉質は、源泉温度36.0℃、pH=6.4の含硫黄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉(硫化水素型)です。
38℃前後の炭酸ガスを含んだ硫黄泉は珍しいそうです。
湯量が多く、ドバドバと湯船に注がれています。
泡の湯という名のとおり、湯船に浸かるとすぐに、天然の温泉とは思えないほどの無数の泡が肌に付きました。
温度は確かに温いのですが、長く浸かっていると温かさを感じます。
加温された湯船は、白濁しています。
40℃以上に加温すると、湯と炭酸ガスが分離してしまうそうです。
確かに、こちらの湯船では泡付きはあまり感じませんでした。
露天
内湯のすぐ外には、少し小さい露天があります。
内湯の加温浴槽と同じものですが、空気が多く触れるためか、より白濁しています。
また、内湯は少し熱めでしたが、こちらはちょうどよい温度まで冷まされています。
混浴露天
泡の湯の代名詞でもあり、温泉雑誌等でよく見かけるのが、この混浴露天風呂です。
男女とも写真奥にある建屋から出てくることになりますが、女性は内湯等と繋がっていないため着替えなおさなければなりません。
滝のようにものすごい勢いで源泉が投入されています。
投入される湯は無色透明ですが、湯は白濁しています。
湯船の底から加温された湯が投入されていますが、ただ、それでも湯船全体してはぬるいです。
温水プールをイメージされると良いと思います。
女性は内湯と繋がっていないため、湯上りは寒い思いすることになると思います。
食事
夕食
食前酒から始まる「ザ・旅館の食事」です。
イワナの塩焼きも出てきます。
手前のお刺身は、今や長野では当たり前のように見かける信州サーモンです。
こちらは温泉粥コロッケです。クリームコロッケに似た触感ですが、さらにとろっとしています。
黒毛和牛ということです。ブランド牛だとテンションがあがるのですが、そうではなさそうです。
子どもようのメニューです。
オムライスがおいしかったようで、上の子はペロリと平らげてしまいました。
朝食
器はきれいですが、ボリュームがあるわけではなく、奇をてらったものもなく、平凡な印象です。
感想
温泉の質は見事で、名前のとおり天然のものとは思えない泡付きでした。
また、女将が作った一品があったり、夜食の玄米おにぎりがあったりと気の利いたサービスもありました。
しかし、宿泊費用を考えると、まだまだ伸びしろがありそうです。
データ
長野県松本市安曇4181
営業:10:30~13:30
料金:大人1,000円