渡合温泉

岐阜県中津川市にある渡合温泉どあいおんせんに宿泊しました。

電気や電波が届かないランプの宿として知られています。

舗装されていない山道をひたすら車で進みます。

玄関先には、湧き水を使った天然の冷蔵庫で飲料が冷やされていました。

また、その隣には宿泊客が釣った天然のイワナが泳いでいました。

玄関を入ると、無数のランプが出迎えてくれます。

ちなみに、夕食後にはご主人のランプ講座があって、ランプのいろはを教えてもらえます。

浴場は２つありますが、どちらも同じ造りです。

加温した湯が冷めないように、常時蓋を被せることになっています。

左側が湧き水を沸かした湯船、右側が温泉を沸かした湯船になります。

湧き水は当然ですが、温泉も無色透明無味無臭です。

泉質は、源泉温度10.6℃、pH＝8.1のナトリウムｰ塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉です。

温度が低いため、加温してありますが、源泉かけ流しです。

冷鉱泉は個性の強い湯が多い印象です、渡合温泉は飽きのこない、さらっとクセのない滑らかな浴感です。

小さい子どもにも良さそうです。

もう１つの浴場は、準備中でした。

湧き水と温泉の湯船が左右逆で、湧き水の湯船が少し小さいようです。

夕食は、魚と山菜類が中心のメニューです。

イワナの焼きや刺身の他にコイもありました。

この後、下の子ども用メニューと同じ大きさの五平餅が出てきました。

子ども用の夕食も大人とほぼ同じメニューです。

上の子は焼き魚を頭も残さずペロリと食べてしまいました。

店主おすすめのイワナの骨酒とあったので、事前に注文しておきました。

写真は２合サイズになります。

大きな器ですが、そのまま飲むのが作法のようで、グビグビと飲み干しました。

夕食には全く手を付けられなかったお米でしたが、朝食べたら案の定おいしくて、何杯もおかわりしてしまいました。

朝食も大人とほぼ変わりません。

子どもたちも大人のメニューにチャレンジするような心持で喜んで食べていました。