はじめに
青森県青森市にある浅虫温泉椿館に宿泊しました。
棟方志功ゆかりの宿で、通路やロビーには作品やゆかりの品等が飾ってあります。
玄関には飲用可能な源泉が用意されており、自由に飲むことができます。
館内には、宗像志功に関するのみならず、ねぶたの展示もありました。
温泉
内湯
椿館には、男女別の内湯、露天風呂そして家族風呂があります。
泉質は、源泉温度59.5℃、pH=8.46のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉です。
無色透明、無味無臭です。
湯使いは、源泉かけ流しだとおもわれます。
泉温が高いので、多少は加水しているかもしれません。
入口付近にはサウナもあります。
浴場の奥にはサウナ用の水風呂もありました。
露天風呂
内湯の奥から露天に出ることができます。
2~3名ぐらいが入れる大きさの湯船で、内湯よりも温度は低いですが、ぬるいということはありません。
湯は湯船の中に直接投入されています。
湯船が比較的小さく、投入量も内湯ほど多くないので、加水していないかもしれません。
しっとり、さらっとした浴感で、浅虫温泉の泉質の良さがよくわかります。
家族風呂
家族風呂は宿泊者のみが利用できます。
内湯や露天と少し離れたところにあり、通路の途中に客室のような形であります。 脱衣所は狭く、浴室もいびつな形で暗く、無理やり作った感は否めません。 定員は2~3名ぐらいです。
食事
夕食
夕食は、お弁当箱のようなスタイルです。
少し冷めてもおいしく食べられるようにメニューが工夫してあるように思いました。
ただ、これはこれで利点があるとは思うのですが、次は何が出てくるのだろうというワクワク感がほしいところです。
朝食
朝食は、漬物や焼き魚中心の質素な感じでした。
津軽郷土料理の「貝焼き味噌」です。
今でこそホタテが入っていますが、本来は、卵が貴重な時代、体調を崩したときに食べたものだそうです。
感想
歴史ある浅虫温泉の泉質は素晴らしいの一言ですが、目の前にある共同浴場松の湯の方が肌触りが良く上質に感じました。
また、宗像志功の作品や解説が飾ってあるのは良いのですが、解説動画の上映等、理解を深めるための取組がほしいところです。
お土産用のお菓子を購入しても紙袋は2枚目以降有料だったり、無料とはいえ食後のリンゴジュースが「なっちゃん」だったり、ところどころ残念な気持ちになりました。
データ
青森県青森市浅虫内野14
営業:要確認
料金:要確認