五色温泉　五色の湯旅館

長野県高山村にある五色温泉「五色の湯旅館」へ行ってきました。

五色ごしき温泉は、天候の変化によって湯が五つの色に変わるところから来ています。

なお、2016年ごろに改装されて浴場は全くの別物になっています。

以前と同じように板張りの浴場で、湯船は大きくなっていました。

少し熱めの絶妙な温度に調整されていて、以前よりも入りやすくなった印象です。

泉質は、源泉温度62.1℃、pH＝6.9の含硫黄－カルシウム・ナトリウム－硫酸塩・塩化物泉です。

加温、加水なしの源泉かけ流しです。

口に含むと軽い苦みを感じ、硫黄臭が鼻を抜けます。

この日の内湯は淡い緑黄色でした。

ツルツルやキシキシといった感触はありませんが、熱さも相まってジリジリと体が温まります。

以前は内湯と露天は繋がっておらず、源泉も別でしたが、改装後は、内湯の源泉を外の湯船にも使用しています。

冬季については、この源泉では露天に使うと湯船の温度が維持できず、やむなく利用中止とするそうです。

内湯と同じ源泉であるにもかかわらず、色が全く異なり、湯の華が目立ちます。

貸切風呂は、予約制ではなく空いていれば利用できます。

ただ、家族で入るには少し小さく、3人一緒に入るには窮屈する湯船の大きさです。

ジビエや信州サーモンなど、地物を中心とした素朴ながらおいしい料理です。

朝食も夕食同様、派手さはありませんが、ちゃんと地物を使った料理で、量も適当でした。

以前に露天風呂に使用していた源泉は、台風で流されてしまい、以前の露天風呂は荒れていました。

ただ、内湯の源泉の質は相変わらず極上です。