はじめに
長野県山ノ内町にある安代温泉には、共同浴場が2つあります。
そのうちの1つ、大湯に行ってきました。
なお、安代温泉の共同浴場にはカギがかかっており、地元民と安代温泉の旅館宿泊者しか利用できません。
温泉
湯船は半円形で、6名定員ほどの大きさです。
湯口は中央の柱にあります。
泉質は、源泉温度91.3℃、pH=8.3のナトリウム-塩化物・硫酸塩泉です。
無色透明無味無臭で、湯使いは加温・加水・消毒なしの源泉かけ流しです。
なお、源泉名は、共益会11号ボーリングです。
どうやら、安代温泉はどこもこの源泉を使用しているようです。
肝心の浴感ですが、激熱で浴感を楽しむところまでいきませんでした。
湯口からは50℃以上の湯を出して、湯船は44~46℃に保っているとの掲示がありました。
水道水で10分弱薄めて、なんとか蛇口付近だけなら入れるぐらいにまで温度を下げました。
なお、注意書きには水道水で薄めると、水道料金が高くつくし、冷めて他の人に迷惑だから遠慮しろとありました。
実は、大湯は反対側にも入口があり、通り抜けができます。
実際は、着替えや靴の問題があるため、通り抜ける人はいないでしょうが、面白い造りです。
感想
湯船が1つしかないのに、その温度設定が44℃というのは異常に感じました。
やはり外湯は、事実上の地元民専用ということでしょうか。
データ
長野県下高井郡山ノ内町平穏2296
営業:要確認
料金:無料