長崎県平戸市にある「田の浦温泉」に宿泊しました。
平戸島の最北端にある宿です。
その昔(西暦804年)に田浦から出帆、この周辺から空海(弘法大師)が唐へ渡ったと言い伝えられています。
温泉
田の浦温泉には、男女別の内湯があります。
宿泊日は、男湯には湯が張られておらず、女湯を貸切で利用させてもらいました。
定員は2~3人名ほどの大きさです。
泉質は、源泉温度18.1℃、pH=7.1の単純冷鉱泉です。
空海(弘法大師)が、唐へ渡る前に平戸の地で「金剛杖にて地を突いて湧出した」との伝説がある温泉です。
ただ、宿泊者が少なかったためなのか、湯は投入されていませんでした。
少し濁りがありますが、無味無臭です。
内湯はこんな状態ですが、なんとこの旅館では、部屋にあるお風呂で温泉が楽しめます。
雰囲気はありませんが、新鮮な温泉を楽しむことができて満足です。
なお、最初は透明でしたが、湯に浸かるとすぐに白濁しはじめました。
食事
夕食
「漁師の海席料理飯」プランで宿泊すると、このような刺身の盛り合わせを食べることができます。
これで2人前です。食べきるのが大変でした。
次に焼き魚です。
さらには、頭のみですが煮魚まであります。
お腹がいっぱいなところにとどめの天婦羅です。
海老の味噌汁は、この地方の特色なのか、甘いものになっています。
朝食
朝も魚です。
かまぼこは、木板の代わりにストローにくっついていました。味は絶品でした。
感想
魚を「喰らいたい」人には大変おすすめの宿です。
質・量ともに最高でした。
温泉も確かによかったのですが、こちらでは泉質を楽しむというよりは、歴史を感じるものと位置づけるべきでしょう。
データ
長崎県平戸市大久保町201−125
営業:要確認
料金:要確認