はじめに
温泉
内湯
内湯は、いわゆる大浴場で、洗い場もたくさんありました。
奥の方には寝湯もあります。
ほどよい熱さに保たれていて快適ですが、面白みには欠けます。
泉質は、源泉温度63.5℃、pH=3.85の単純硫黄泉(硫化水素型)です。
白濁していて、硫黄臭がします。ほのかなレモン味でサラッとした浴感です。
なお、源泉かけ流しですが、日によっては湧き水で加水しています。
大浴場から外に出ると、壺湯が2つありました。
時間帯によるのかもしれませんが、ぬるめで子どもも喜んで入れる温度です。
露天
青雲荘のメインは露天風呂になると思います。
外の景色は見づらいですが、その分、植栽等による露天風呂の雰囲気づくりの努力がわかります。
なお、内湯とは繋がっていないので、着替えなおして入浴する必要があります。
湯口からは、手で触れられないほどの温度の湯が投入されています。
使用している源泉は内湯と同じです。
貸切内湯
紅梅と白梅と名づけられた、2つの貸切湯があります。利用するには、宿泊料とは別に1,500円かかりますが、貸切湯を利用することをお勧めします。
写真は紅梅です。
浴室が狭い分、硫黄の香りを強く感じることができ、加水量も少ないのか内湯や露天よりも熱く、他の浴場より濃いように感じます。
小地獄温泉館と同じ源泉を使用しているので、事実上、小地獄温泉館の貸切湯でもあります。
食事
夕食
宿泊料に比して豪華な食事に驚きました。
贅沢な食材を使用している上に、ちょっとおしゃれです。
鱧のしゃぶしゃぶです。
鮑のバター焼きです。
長崎和牛のステーキです。
島原名物のかんざらしです。
朝食
朝食は温泉卵が付いていないのが残念でしたが、味・量ともに満足できる内容でした。
感想
雲仙温泉には高級旅館が多くあり、私のお財布事情的にはとてもとても泊まることはできません。
そんなこともあってこちらの旅館を選びましたが、大当たりでした。
浴場までの段差も少なく、足腰が悪い人にも安心です。
自信を持って人にお勧めできる旅館です。
データ
長崎県雲仙市小浜町雲仙500−1
営業:11:00〜18:00
料金:大人880円