はじめに
長野県上田市にある別所温泉は、1400年続く信州最古の温泉と言われています。
今回は共同浴場「大師湯」へ行ってきました。
入口にある券売機で入浴券を購入します。
温泉
タイル張りの浴場の隅に扇形の湯船があります。
3~4名が入れるぐらいの大きさです。
別所温泉では、3号源泉と4号源泉を各施設に配湯しています。
(下の写真は、大師湯から少し離れたところにある3号源泉機械室に掲示してある案内板)
大師湯は3号源泉を使用しており、その泉質は、源泉温度44.0℃、pH=9.1のアルカリ性単純硫黄泉です。
ただし、気温の低い期間のみ、源泉温度の高い4号源泉を混ぜています。
したがって、湯使いは、加水なし、ボイラー等による加温なしの源泉かけ流しです。
湯口には、飲泉用のコップが置いてあります。
無色透明で、湯を口に含むと無味ですが、やさしい硫黄の香りがします。
なお、カランからは熱い温泉が出てきます。
浴室全体が古びており、改装後の綺麗なところよりも、むしろ落ち着きます。
浴槽はおよそ42℃に保たれており、ちょうどよい温度です。
とてもやさしい浴感で、浸かった瞬間にかなりレベルが高いことがわかります。
肌をなでるとツルツルします。
感想
後で他の施設の温泉に入ってから感じたことですが、わずかではありますが、3号源泉と4号源泉では浴感が違います。
私は大師湯(3号源泉)が好みでした。
データ
長野県上田市別所温泉1652−1
営業 6:00~22:00(第1・3木曜日定休)
料金 大人150円