はじめに
島根県大田市にある温泉津温泉「元湯」へ行ってきました。
建物には「泉薬湯」とありますが、「元湯」で名が通っているようです。
温泉
湯船は3つに分かれています。
右側に湯口があるため最も熱く、左側に行くにつれてぬるくなります。
なお、最も左側は座り湯になっており、浅くなっています。
泉質は、源泉温度48.1℃、pH=6.3のナトリウム-塩化物泉です。
薬師湯と異なる源泉ですが、同様に金臭く、うま味と塩味を感じます。
元湯の方が少しやわらかい感じがしますが、熱さで感覚が麻痺しているだけかもしれません。
元湯は薬師湯と異なり、とにもかくにも熱いです。
頑張ってみましたが、結局右側の湯船には熱くて浸かることができませんでした。
真ん中の湯船は「ぬるい湯」となっていますが、ここで44℃ぐらいです。
薬師湯同様につるっとした浴感ですが、前に書いたとおり熱さが勝ってしまい、感触を楽しむ余裕はありません。
止まらない汗を拭きながら元湯を後にしようとしていたら番台のおばちゃまに声をかけられました。
道を挟んで向かい側に飲湯所(塔)があるから寄っていけとのことでした。
浴室にある源泉から引っ張ってきているそうで、しばらくボタンを押し続けないと温かい湯が出てこないとのことです。
確かになかなか温かい温泉が出てこず、2分ほど押したところで諦めました。
感想
薬師湯が万人受けの共同浴場だとすれば、元湯は玄人向けの共同浴場と言えるでしょう。
データ
島根県大田市温泉津町温泉津ロ208−1
営業 6:00~21:00
料金 大人370円