新津温泉

はじめに

新潟県新潟市にある新津温泉へ行ってきました。

車から降りた時からオイル臭が漂うため、建物に入る前からテンションが上がる人も多いでしょう。

受付のおじさんはとても親切で、財布(貴重品)を預かってくれる上に、シャンプーの心配もしてくれます。

初めての利用であることを告げると、浴場まで一緒に案内してくれました。

浴室の戸の横にはブザーがあり、これを押すとおじさんが温かい湯を湯船に投入してくれるそうです。

温泉

さて、浴室に入ると4人入れば満員の湯船があります。

泉質は、源泉温度44.7℃、pH=7.6のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉です。
湯使いは源泉かけ流しで、湯口には網がかけてあり、黒い繊維状の湯の華(?)が溜まっていました。
黄色く濁った湯は塩っぱく、オイル臭の風味と合わさった「うげっ」となる味がします。

浸かってみるとちょっと熱めで、湯自体にとろみがあり、浴感はぬるぬるです。
体側すぐに温まるので長湯は厳しいと思います。
湯船から出たり入ったりを繰り返して楽しむタイプの温泉です。

湯船に浸かっている間も、湯に浸かっているのか石油に浸かっているのか混乱するほどの臭いです。
これほど特徴的な湯は、なかなかありません。

湯上りですが、とろぬるのお湯なので体がベタつくかなと思いきやさらっとしていました。
そして、予想通り、とにかく体全体にオイル臭がまとわりついています。
普段、時計をしたまま入る私ですが、その時計は数日間オイルの臭いがしました。

なお、新津温泉は間欠泉でもあり、数か月に1度、激しく噴き出すそうです。

生で見てみたいですが、タイミングを合わせるのは難しいでしょう。

感想

大変ユニークな泉質で、印象深いものがありました。
再訪したい温泉です。

データ

新潟県新潟市秋葉区新津本町4-17-13
営業 8:00-19:00
料金 大人400円

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