五頭温泉郷 出湯温泉 華報寺共同浴場

はじめに

新潟県阿賀野市にある出湯でゆ温泉の「華報寺けほうじ共同浴場」へ行ってきました。

出湯温泉は、開湯1200年、弘法大師空海が杖をついて湧出させたという伝説があります。

なお、出湯温泉は、今板温泉、村杉温泉の三つの温泉地と合わせて五頭ごず温泉ごうを形成しています。

この共同浴場は、名前のとおり、曹洞宗の寺院である華報寺の隣に位置しています。

外観からは共同浴場とは思えませんが、正面入口には券売機があります。

温泉

湯船は4~5名程度が定員の小さめの湯船があり、女湯との仕切壁の奥に岩が組み上げられ、その上に弘法大師像が祀られています。その弘法大師像の下(岩が組み上げられている途中)と中央の底に湯口があります。

泉質は、源泉温泉37.7℃、pH=8.4の単純温泉です。
無色透明、無味無臭ですが、アトピー性皮膚炎に効果がある温泉として全国に知られているそうです。
多少のスベスベ感があるようには感じましたが、しっかりとしたものではありません。

加温せずに源泉をかけ流しているので、当然ぬるめで、長湯向きです。
しばらく浸かっていると、肌に泡が付いてきます。

なお、出湯温泉の全旅館と弘法の足湯はラジウム温泉であり、出湯温泉の2つ共同浴場はラドン含有量が少ないため単純温泉になるそうです。

感想

施設が古いためか、出湯温泉にあるもう1つの共同浴場「出湯温泉共同浴場」よりも年配の地元民に愛されているようです。

データ

新潟県阿賀野市出湯794
営業 6:00~19:00
料金 大200円

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