はじめに
福島県猪苗代町にある横向温泉「中の湯旅館」へ行ってきました。
中の湯旅館には、女性専用内湯と混浴内湯があります。
男性用内湯というものはありません。
玄関口で料金を支払いますが、宿の方がいないときはザルにお金を入れます。
女性は左手を直進、男性は途中で右手の階段を下りて脱衣所へ向かいます。
温泉
混浴湯船は左右に分かれています。
左側は、かなりぬるい源泉と温かい源泉の2本の湯口があります。
浴槽自体は42℃くらいのちょうどよい温度になっています。
「上の湯」であるホテル(森の旅亭 マウント磐梯と思われる)から引いているとのことです。
右側の湯口では、冷たく感じる温度の湯が投入されており、左側に比べて投入量は少なめです。
浴槽も湯上り時には寒くて上がれなくなるような温度です。
泉質は、源泉温度28.8℃、pH=不明の単純温泉です。
こちらが本来の「中の湯旅館」の源泉だそうです。
お湯の色はほぼ無色透明で、褐色の湯の花が待っています。
鉄の匂いがし、錆を舐めているような味がします。
左側も右側も同じような味ですが、右側(中の湯旅館源泉)の方がより不味いです。
どちらかといえばすべすべした浴感です。
感想
成分表は単純温泉ですが、さすが湯治場、それを思わせないほど湯が力強いです。
宿の方が言うには、加温はせず湧いたままを流しているので4月から10月がシーズンで、冬はお湯が冷たすぎるとのことでした。
夏は水で薄めないと入れないくらい熱いお湯が出るそうです。
データ
福島県耶麻郡猪苗代町若宮中ノ湯甲2975
営業 8:00~18:00
料金 大人300円