内牧温泉 親和苑

はじめに

熊本県阿蘇市にある内牧温泉「親和苑」に宿泊しました。

親和苑には、2つの露天風呂と2つの貸切内湯があります。

したがって、宿泊者が普通に使える内湯がない、めずらしい構成です。

温泉

露天風呂

まずは、露天へ向かいます。
露天は、一度建物を出て裏手に回ります。

途中、分かれ道があります。
まっすぐ行くと、宿泊用の離れがあります。

露天は右側へ進みます。

露天に行く途中、左側に囲炉裏小屋があります。

お風呂上りの待ち合わせの時に利用するのでしょうが、衣類が煙臭くなるのでスルーしてしまいました。

突き当りに2つの建物があります。

手前側の男湯と書かれているのが「露天1」の脱衣所です。

奥に女湯の「露天2」の脱衣所があります。

時間で男女が入れ替わります。

露天1

露天1です。

後で紹介する露天2よりもこちらの方が好みでした。

泉質は、源泉温度40.8℃、pH=7.5のナトリウム・マグネシウム・カルシウム-硫酸塩泉です。

加水なしの源泉かけ流しです。
無味でほぼ無色ですが、鉄の匂いとやわらかな硫黄臭が混ざり合った心地よい香りがします。

上から投入されている湯は、おそらく加温されていません。

触ったらとてもぬるい温度でした。

加温された湯は、湯船の中にあるパイプから注がれているようです。

少しキシキシ感があり、湯上りは非常にさっぱりしていて湯切れが良いです。

温泉の質はかなり高いと感じました。

露天2

露天2です。


暗くてわかりにくいですが、露天1よりも広いです。

夜は紅葉がライトアップされていて綺麗でした。

貸切内湯

2つの貸切湯は、宿泊棟の2階に鍵を取ってから向かいます。

鍵がないと、誰かが利用しているということになります。

壱之湯

壱之湯は、少しおしゃれな共同浴場のような雰囲気の内湯です。

弐之湯

弐之湯は、2012年12月にリニューアルした内湯です。

壱之湯に比べてモダンな感じです。

照明も少し凝っています。

どちらの貸切湯も湯船はそんなに大きくありません。

2人で入るにはちょうどよいですが、それ以上の人数だと狭いと思います。

しかし、湯の鮮度は貸切内湯の方が良いはずなので、湯を楽しむなら露天よりもこちらでしょう。

食事

夕食

季節の前菜盛り合わせ

さて、夕食は部屋食でした。

一品ずつ運ばれてきます。

他のインターネットサイトでも言われていますが、ここの料理は非常においしいです。

馬たたき

そばがきは、写真撮り忘れました。

とろふわでデザートのようでした。

里芋と海老のお吸い物
山女魚の塩焼き
風呂炊き蕪と蒸し豚の炊き合わせ
鮟肝・牛蒡・山芋の揚げ出し
梨の赤ワインソルベ
肥後赤牛ステーキ
栗の渋皮煮ジェラートとスイートポテト

土鍋御飯と赤汁等を挟んで、デザートです。

朝食

朝食は、1人分がトレーにきっちり並べられている場合が多いですが、こちらは真ん中に2人分がまとめられています。

あまり見たことがないスタイルですが、確かに効率的だなと感心しました。

感想

宿泊料金は決して安くありませんが、温泉、料理、サービスの質が良く、大満足でした。

データ

熊本県阿蘇市内牧1354
営業 9:00~21:00(冬季日帰り不可(要確認))
料金 大人500円

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