はじめに
秋田県仙北市にある乳頭温泉郷は7つの温泉で構成されています。
その中の1つ、黒湯温泉に宿泊しました。
黒湯温泉には、混浴露天、混浴内湯、男女別露天、男女別内湯、旅館部男女別内湯があります。
なお、黒湯というからには黒色の温泉なのかと思いきや、乳白色です。
温泉
混浴露天・内湯
混浴露天と混浴内湯は受付の右側の建物にあります。
左側手前が男性の脱衣所、左側奥が女性の脱衣所です。
右側に、混浴内湯があります。
通路を抜けると、混浴露天の湯船があります。
黒湯温泉は、2つの源泉が使用されているようです。
混浴露天や混浴内湯に使用されているのは「黒湯上」という源泉です。
泉質は、源泉温度54.7℃、pH=4.5の単純硫黄泉(硫化水素型)です。
硫黄臭がしますが、舐めてもあまり味はしません。
源泉温度が高いため、加水されていますが、それ以外の何も手を加えていない最上の温泉です。
内湯は、露天より大きめの湯船です。
温度は、露天とあまり変わりません。
内湯の奥に打たせ湯もありました。
打たれてみたものの、なぜか冷たくて退散しました。
湯船で温まりすぎた体を冷やすのに良いと思います。
男女別露天・内湯
一方、男女別露天と男女別内湯は、受付の左側を下って行ったところにあります。
脱衣所から浴室に入ると、まず内湯があります。
混浴内湯より2周りほど大きい湯船です。
温度も適温です。
内湯から外の露天風呂へ出られます。
夜に来ると星空が綺麗です。
男女別露天と男女別内湯は、「黒湯下」という源泉が使用されています。
泉質は、源泉温度51.8℃、pH=5.6の単純硫黄泉(硫化水素型)です。
「黒湯上」と異なり、舐めると酸味があります。
男女別露天等の隣の建物は、打たせ湯用の小屋になります。
こちらは、混浴内湯の奥にあったものとは異なり、かなり熱めです。
おそらく加水していません。
体が慣れるまで時間がかかりますが、打たれた後は汗が出るほど体が温まります。
旅館部内湯
最後に紹介する旅館部内湯は、宿泊者用の浴場になります。
泉質は、男女別と同じ「黒湯下」源泉です。
混浴や男女別の浴場の方に人が流れるため空いていて最もリラックスできます。
洗い場です。
食事
夕食
交通不便地ということもあり、豪華絢爛とういわけではありませんが、コスパ的には十分です。
タケノコが入ったキノコ汁は、特に美味でした。
地酒の飲み比べセットは別注文です。
朝食
朝食についている温泉卵がおいしかったです。
感想
黒湯温泉は、乳頭温泉郷の中でも人気のある宿です。
選んだ日が良かったのか、お客が少なく非常にゆっくりできました。
コスパ的にも大満足で、是非とも再訪したい宿です。
データ
秋田県仙北市田沢湖生保内黒湯沢2−1
営業 9:00~16:00
料金 大人600円