四万温泉　四万こしきの湯（閉業）

群馬県四万温泉にある町営施設「四万こしきの湯」へ行ってきました。

温泉街から少し離れたダム管理施設付近にあります。

このため、温泉街の観光客よりもハイキング客が来るようです。

この施設は、「四万せせらぎ資料館（群馬県営ダム資料館）」内に併設されている、町営の日帰り温泉施設です。

しかし、実態は日帰り温泉施設にダムのジオラマとちょっとした資料が置いてあるだけで、資料館というほどの資料はありません。

さて、受付で入場料を支払い、浴場へ向かいます。

入場料を支払うときに、退場しない限り何度でも入浴できることを案内されます。

町営の小さな温泉施設ですが、ドライヤーが置いてありました。

なかなか気が利いています。

浴場には無骨な湯船があり、無色透明な湯がオーバーフローしていました。

先客がちょうど出たところで、貸切状態です。

泉質は、源泉温度42.8℃、pH＝8.2の単純温泉です。

加温はされていますが、加水なし、消毒なしの源泉かけ流しです。

なお、温泉街の旅館等はナトリウム・カルシウム－塩化物・硫酸塩泉ですが、こちらは単純温泉です。

泉質が違うので留意してください。

湯船からはダム湖が見えます。

が、ガラスが曇っていてちょっと見えにくいです。

無味無臭のやさしいお湯です。
泉質は多少違えど、浴感は四万温泉と同様です。

長湯したせいもあるでしょうが、体がとても温まり、なかなか汗が引きませんでした。

浴室のガラスが曇っていて眺望があまりよくなかったので、帰りに、施設の横にある階段を上り、ダム湖を一望しました。

温泉街にはいくつかの共同浴場や日帰り温泉施設がありますが、空いていることを優先するならば断然「こしきの湯」です。

湯使いも素晴らしいです。