はじめに
福島県福島市の土湯温泉街をさらに進んだところにある奥つち湯 川上温泉へ行ってきました。
土湯温泉なのか川上温泉なのか混乱しますが、「川上温泉」はです。
温泉
川上温泉には
- 穴湯・半天岩窟風呂
- 立湯・万人風呂
- 木湯・あすなろ風呂
- 華湯・家族風呂
の4種類の浴場があります。
岩窟風呂
岩窟風呂は、大きくて迫力があります。
日本秘湯を守る会の『「日本の秘湯」ガイドブック(第20版)』の表紙にもなっています。
奥に湯口があるため、奥に進むほど温度が高くなります。
岩窟風呂は、2つの源泉を混合しています。
その泉質は、源泉温度59.0℃、pH=7.7の単純温泉です。
奥行き6メートル深さ0.85メートル、総湯量約21.5トンだそうです。
湯の見た目に特徴はありませんが、洞窟プールのような珍しい湯船は入る価値ありです。
万人風呂
万人風呂は、縦約10メートル、横約4メートル、一番深いところで1.2メートルの大浴槽です。
なお、写真手前から手すり辺りまでは浅くなっています。
岩窟風呂の源泉に加えて、2つの源泉を混合した源泉温度57.2℃、pH=7.9の単純温泉を使用しています。
つまり、4つの源泉を使用しています。
打たせ湯のように楽しもうと思ったのですが、そのような温度ではありませんでした。
湯口付近は熱いので、長湯する場合は距離をとった方がよいでしょう。
私は、熱めが好きなので、ずっと湯口の近くにいました。
湯船が深いため、腰をかけるように入浴することになります。
あすなろ風呂
あすなろ風呂は、青森ヒバでできた内風呂です。
東日本大震災以前は、別の旅館が所有していたそうです。
ごんべの湯と呼ばれる源泉の泉質は、源泉温度68.3℃、pH=7.7の単純温泉です。
無色透明、無味無臭です。
川上温泉には特徴的な湯船があるので、一番空いているかもしれません。
家族風呂
家族風呂は2つあり、どちらも家庭用の風呂のサイズです。
向かって左側は熱く、右側は適温に調整されています。
左側にチャレンジしましたが、熱過ぎて、水で冷やすにも時間がかかりそうでした。
冷やす時間がもったいないので、素直に右側を利用しました。
泉質は、源泉温度60.2、pH=7.6の単純温泉です。
無色透明、無味無臭で、他の湯船と同様に、特徴的な浴感はありません。
公式ホームページによれば、「単純泉ながら湯の華のわき出る温泉」です。
食事
夕食
夕食は、すきやきでした。
自分で作るタイプですが、作り方を教えてもらえます。
手作り感のある心が温まる料理です。
クリスマスイブに宿泊したため、サービスのチョコレートケーキもありました。
朝食
朝食です。
感想
アットホームな雰囲気のお宿です。
岩窟風呂は珍しいので入る価値ありです。
データ
福島県福島市土湯温泉町川上7
営業:9:00~21:00(金曜日のみ15:00~)
料金:大人600円(2時間)