はじめに
温泉
この旅館で使用している源泉は15km離れていて、一度温泉タンクに入れてから各浴場に配湯しています。
このため、全ての浴場で同じ泉質となっています。
なお、加水、加温なし、循環なしの源泉かけ流しで、熱い時は井戸水で間接冷却しているとのことです。
内湯
男女別内湯と露天は繋がっています。
内湯の浴室内は湯気が立ち込めていました。
湯船からは湯がオーバーフローしています。
泉質は、白川2号泉(源泉温度93.2℃、pH=8.7の含硫黄-ナトリウム-塩化物泉)と白川3号泉(源泉温度87.0℃、pH=8.8の含硫黄-ナトリウム-塩化物泉)の混合泉です。
湯は、無色透明、無味無臭でした。
泉質は「含硫黄」ですが、鼻の調子が悪かったのか、硫黄臭は感じられませんでした。
湯は、少しひっかかりがあるものの、アルカリ性のためかツルツル感があります。
細かな湯の花が湯船に沈んでいました。
露天
露天も、内湯と同様にそれほど大きな湯船ではありません。
貸切半露天1
貸切半露天は2つありますが、左右対称のような、どちらも似たような造りになっています。
空いていれば自由に利用できます。
貸切半露天2
他人がいない分、露天よりもゆっくりできますが、夜は露天で星をみながら浸かるのがおススメです。
食事
夕食
夕食は、上品で質が高く、満足できる品ばかりでした。
量も私の胃袋にぴったりでした。
飛騨牛すったて鍋は、埼玉県和光市商工会が毎年開催している「鍋」をテーマにした料理グランプリ「ニッポン全国鍋グランプリ」で2015年に準優勝したそうです。
朝食
朝食には、朴葉味噌が付いてきました。
感想
冬は、白山白川郷ホワイトロードが封鎖されてしまうため、中宮温泉等には泊まることができません。
そういう事情もあって、冬の白川郷の観光拠点として、うってつけの宿だと思います。
データ
岐阜県大野郡白川村平瀬325−1
営業:要確認
料金:大人1,000円(貸切利用不可、時間制限あり)