肘折温泉　湯宿　元河原湯

山形県大蔵村にある肘折温泉の宿「元河原湯」に宿泊しました。

元河原湯には、貸切風呂と展望風呂の2つの浴場があります。

「かわら湯」という名の貸切風呂は、自家源泉（元河原湯源泉）のみが使用されたお風呂です。

自家源泉（元河原湯源泉）の泉質は、源泉温度34.9℃、pH＝6.2のナトリウム－炭酸水素塩・塩化物泉です。

薄い濁りがあり、舐めると軽い金臭さと塩味、苦みがあります。

源泉温度が低いため、加温されていますが、源泉かけ流しです。

炭酸水素塩泉らしいツルスベ感があります。

展望風呂は、元河原湯のメインのお風呂で、建物の4階にあります。

男性は「地蔵の湯」、女性は「観音の湯」という名が付けられています。

展望風呂の泉質は、源泉温度45.0℃、pH＝6.5のナトリウム－塩化物・炭酸水素塩泉です。

源泉かけ流しです。

元河原湯源泉（自家源泉）に温泉組合で管理している3号泉と4号泉の混合泉（源泉温度69.0℃、pH＝6.5のナトリウム－塩化物・炭酸水素塩泉）をブレンドし、加水しないで減温しています。

肘折温泉の共同源泉が自家源泉よりも特徴がない分、貸切風呂よりもまろやかな浴感です。

こちらのブレンド泉の方が好みでした。

夕食は、魚、肉、蕎麦とぞくぞくと出てきて、食べきれないぐらいボリュームがあります。

焼き魚に味噌が付けてあるのが印象的でした。

朝食には、つきたての餅が提供されます。

早く食べないと硬くなってしまうので要注意です。