飛騨小坂温泉郷　濁河温泉　朝日荘

岐阜県下呂市にある濁河にごりご温泉は、御嶽山の7合目、標高1,800mの高所に温泉街があります。

万座温泉と並び、通年自家用車でたどり着ける日本最高所の温泉です。

今回は、「朝日荘」に宿泊しました。

朝日荘には、2つの浴場があります。

そして、それぞれ別の源泉が使用されているのが特徴です。

チェックイン時に通される待合室には、排水ホース内側に固まった温泉成分の塊が置いてありました。

まずは、男女別の内湯です。

2～3名ぐらいが入れるこじんまりとした湯船です。

泉質は、源泉温度53.1℃、pH＝6.72のナトリウム－炭酸水素塩・硫酸塩泉です。

平成2年に掘り当てた朝日荘の自家源泉です。

内湯から露天へと出られます。

コップが置いてあったので飲んでみると、わずかな鉄臭さと硫黄臭がし、酸味や苦み、甘みが複雑に絡み合った表現しにくい味がします。

市営露天風呂に比べると、若干酸味が薄い気がします。

少し肌にひっかりりますがつるつる系の浴感です。

浴感は市営露天風呂と同じです。

次に、貸切風呂です。

こちらも内湯から露天へ出られる造りです。

貸切風呂は市営混合泉が使用されており、その泉質は、供給温度54.0℃、pH＝6.5のナトリウム・カルシウム・マグネシウム－硫酸塩・炭酸水素塩泉です。

市営露天風呂と同じ源泉が使用されています。

湯船はちょっと熱めで、長湯向きの温度ではありません。

男女別浴場と使用源泉は異なるものの、泉質が似ているため違いを実感できませんでした。

夕食は、飛騨牛コースをお願いしましたが、どれも美味しい料理でした。

とても量が多いです。

特に飛騨牛刺しは、あまりのおいしさにお代わりをお願いしたいほどでした。

朝食はちょっと少なめでした。