はじめに
岐阜県下呂市にある濁河温泉は、御嶽山の7合目、標高1,800mの高所に温泉街があります。
万座温泉と並び、通年自家用車でたどり着ける日本最高所の温泉です。
駐車場の奥に、隠れるように建屋があります。
受付で入浴料を支払い、浴場へ向かいます。
温泉
庭園のような造りの広々とした露天風呂です。
浴槽は2つに隔てられており、湯口から遠い東屋の方がぬるくなっています。
底は、温泉成分のためか、少しぬるっとします。
なお、この露天風呂にはシャワーやシャンプーも設置してあります。
市営混合泉が使用されており、その泉質は、供給温度54.0℃、pH=6.5のナトリウム・カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉です。
加水、加温なしの熱い湯が相当な量投入されている、源泉かけ流し温泉です。
コップが置いてあったので飲んでみると、わずかな鉄臭さと硫黄臭がし、酸味や苦み、甘みが複雑に絡み合った表現しにくい味がします。
一見すると褐色の湯のようですが、ほぼ無色透明です。
少し肌にひっかりりますがつるつる系の浴感です。
湯あがりはさっぱりして気持ちいいです。
感想
森林浴もできて、少し熱めですがついつい長湯してしまう、すばらしい湯です。
非常にレベルの高い公営浴場だと思います。
データ
岐阜県下呂市小坂町落合2376−1
営業:9:00(日・祝8:00)~17:00(土18:00)(4月中旬~11月上旬)
料金:大人500円