はじめに
秋田県湯沢市にある川原毛大湯滝へ行ってきました。
滝そのものが温泉という、正真正銘「滝の湯」です。
まず、アクセス方法に注意が必要です。
川原毛地獄のついでにと、川原毛地獄から歩くと30分はかかります。
歩く時間を短くしたい場合は、秋田県道51号泉から南下して川原毛大湯滝駐車場に車を停めます。
51号から駐車場までは、すれ違いえない狭い一本道です。
川原毛大湯滝駐車場からは、はるか遠くに川原毛地獄が見えます。
駐車場から大湯滝へは、約15分の道のりです。
当然、徒歩でしかたどり着けません。
10分ほど歩くと、大湯滝が見えてきます。
次第に硫黄の匂いも漂ってきます。
滝の高さは約20mで、滝つぼや渓流はすべて天然です。
温泉
滝に到着すると対岸に赤い脱衣所が見えます。
靴を履いたまま向こう岸に行くことはできないので、ここで靴を脱ぎます。
サンダルがあると便利です。
市のホームページに水着を着用するように書かれていたので、他のお客さんはいませんでしたが水着に着替えました。
滝より約1km上流で湧出する川原毛温泉が沢水と合流し、適温になって落ちてきます。
体感温度としては、40℃弱ぐらいでしょうか。
なお、温泉の泉質は、源泉温度94.5℃、pH=1.41の酸性-含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)-塩化物泉です。
温泉としての浴感ですが、ツルツルさっぱり感があります。
湯(滝)上がりもさらっとしていて、不快感がありません。
落差が20mもあると、ものすごい勢いで湯が落ちてきます。
背中がアザだらけになってしまいました。
また、体の自由が奪われ、流され、かなりの量の滝を飲みこんでしまいました。
かなり酸味がありました。
感想
温泉としての質も良く、観光名所としても楽しめる一挙両得な場所です。
アクセスは良くありませんが、機会を作ってまた来たい場所です。
データ
秋田県湯沢市高松番沢
営業:7月上旬から9月中旬(道路閉鎖期間(通常)11月上旬~5月上旬)
料金:無料