はじめに
宮城県鳴子温泉郷を構成する川渡温泉の越後屋旅館に宿泊しました。
温泉
越後屋旅館には、「越後の湯」「不動の湯」「貸切風呂」があります。
なお、越後の湯と不動の湯は、時間で男女が入れ替わります。
越後の湯は、半透明な緑のお湯です。
不動の湯よりも美肌成分メタケイ酸が多く含まれる美肌の湯だそうです。
泉質は、源泉温度52.6℃、pH=7.6の含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉です。
加水なし、加温なしの源泉かけ流しです。
苦みのある硫黄の臭いがしますが、味はありません。
湯船には白い細かい湯の花が見られます。
少し熱めですが、適温の範囲内です。
しっとりとした浴感です。
浴室内の階段を登った所から露天へ出られます。
露天風呂は、1人用の大きさで、内湯同様、熱めの設定になっています。
一方、越後の湯は、緑がかった乳白色です。
泉質は、源泉温度40.3℃、pH=8.3の単純硫黄泉です。
こちらは、源泉温度が少し低いため加温されていますが、越後の湯と同様、かけ流しです。
越後の湯よりもツルツル感があります。
外へ出ると、こちらも1人用の露天風呂があります。
内湯よりもぬるめで長湯向きです。
最後に、貸切風呂です。
こちらは、宿泊者のみが利用できます。
予約制ではなく、空いていれば入れるシステムです。
源泉は、不動の湯と同じです。
食事
夕食
食事は特別豪華なものではありませんが、味はよく、宿泊料を考えれば十分なものが提供されます。
朝食
夕食、朝食ともに広間でいただきました。
感想
温泉の質が良く、コスパもかなり高いです。
何よりも、泉質の異なった源泉を2本持っている川渡温泉の宿はないのではないでしょうか。
旅の目的地というよりは、中継地点や拠点として利用すると良いと思います。
データ
宮城県大崎市鳴子温泉字川渡24-9
営業:10:00~16:00
料金:大人500円