はじめに
塩原温泉郷の塩原温泉「湯守田中屋」に宿泊しました。
湯守田中屋には、野天風呂、渓谷風呂、展望風呂があります。
旅館入口には、飲泉処があります。
温泉
野天風呂
野天風呂は、下の写真の奥に見える看板から、320段の階段を降りる必要があります。
国立公園のため、エレベーターが設置できないのだそうです。
野天風呂には、仙郷湯、河原湯、石間湯、美人の湯という名の4つの湯船があります。
美人の湯は女性専用、その他の湯船は混浴となっています。
混浴風呂では、女性はタオル巻きOKだそうです。
仙郷湯
仙郷湯は、野天風呂のメインとなる最も大きい湯船です。
泉質は、源泉温度54.7℃、pH=7.4のナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉です。
野天風呂は、全てこの源泉が使用されていると思われます。
河原湯、石間湯
仙郷湯をさらに下ると河原湯、石間湯があります。
写真の左側が河原湯、右側が石間湯になります。
石間湯は、小さな湯船です。
加水されているので、ちょうどよい温度になっています。
河原湯
河原湯は、ボックスカルバートの中で浸かるようなタイプです。
しかし、とても熱くて浸かることができませんでした。
天井に穴があり、そこから温泉を垂らしています。
渓谷風呂
渓谷風呂も旅館建物外にあります。
15:00から19:20までは男女別で利用できますが、19:30以降は、貸切風呂として運用されています。
源泉温度に違いはあるでしょうが、おそらく野天風呂と同じ源泉だと思われます。
展望風呂
旅館建物の7階(男性)及び6階(女性)にあるのが展望風呂です。
泉質は、源泉温度62.5℃、pH=7.7のナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉です。
寝湯やジャグジーも源泉かけ流しとなっています。
食事
夕食
食事は、地物をほどよい割合で使用した、旅館らしいメニューです。
朝食
朝食は少し物足りないかもしれません。
感想
宿泊代は決して安くありませんが、温泉はこだわりがちゃんと伝わってきますし、食事は相応のレベルのものが提供されるので不満を感じることはないと思います。
そして、「おもてなし」が行き届いており、心地良い一泊でした。
データ
栃木県那須塩原市塩原6
営業:日帰り不可
料金:日帰り不可