はじめに
湯泉地温泉は、十津川温泉、上湯温泉とともに十津川温泉郷と呼ばれています。
今回は、2つある共同浴場のうちの1つ「滝の湯」へ行ってきました。
なお、十津川村は、全国で初めて「源泉かけ流し宣言」を行いました。
2009年3月1日にリニューアルオープンした滝の湯には、内湯と露天があります。
玄関を開けると、目の前に券売機と受付があります。
JAFカードを提示すると割引が効く旨を案内してくれました。
とても親切です。
温泉
内湯
湯船は一見するとシンプルで、特に特徴もないように見えます。
しかし、この湯船、奥側の長辺が背もたれのように少し斜めになっており、気が利いています。
滝の湯では、湯泉地温泉1号源泉と2号源泉の混合泉が使用されています。
その泉質は、源泉温度51.4℃、pH=8.8のアルカリ性単純硫黄泉です。
pHが高いためか、ツルツルとした浴感です。
露天
浴室から外に出ると、露天へ行くことができます。
浴室を出ると、下へ続く階段があります。
この階段が結構長いので、寒い時期は辛いかもしれません。
露天の湯船は内湯よりも少し小さめです。
右手の木板の向こう側が女湯です。
湯船から顔を出すと、滝(?)が見えます。
感想
お湯は、無色透明で、無味ですが、やさしい硫黄臭がします。
泉質は確かですので、気持ちよく入浴することができるでしょう。
なお、12月~3月は加水無しのかけ流しですが、それ以外の月は温度を下げるために20%加水しています。
データ
奈良県吉野郡十津川村小原373−1
営業:8:00~21:00(8月~11月は7:30~)木曜定休
料金:大人600円