初 回:2016.1.30
再訪1:2016.10.2
はじめに
現在は日帰り温泉のみ営業しています
山梨県早川町にある奈良田温泉白根館に泊まってきました。
入口では、小熊(のはく製)が出迎えてくれます。
温泉
白根館には、2つの内湯(どちらも総桧風呂)、2つの露天風呂があります。
「木造りの露天風呂」と「石造りの露天風呂」は、時間によって男女が入れ替わります。
総桧風呂のうちの1つは、「石造りの露天風呂」と同じ脱衣所であるため、行き来は容易ですが、「木造りの露天風呂」と同じタイミングで利用できる内湯は離れたところにあるため、行き来するには着替え直さなければなりません。
木造りの露天風呂
木造りの露天風呂は、おそらく白根館で最も人気のある湯船だと思われます。
泉質は、源泉温度49.8℃、pH=8.8の含硫黄-ナトリウム・塩化物泉です。
少し緑がかった透明なお湯で、硫黄の匂いがします。
なお、このお湯は、七不思議の湯といわれ、日によって無色になったり白濁したりするそうです。
非常にヌルヌルとした浴感で、温かい化粧水に入っているようです。
美肌の湯として評判が高いのも納得できます。
総桧風呂1
内湯の総桧風呂1は、湯船が二つに仕切られており、湯口側は熱め、手前側はぬるめとなっています。
手前側は長湯ができるためか、湯口側よりも人気があるようです。
お湯自体は露天風呂同様に硫黄の匂いですが、浴室内は露天風呂では感じなかったアンモニアのような匂いが充満しています。
露天風呂よりも内湯の方がヌルヌルが強い気がします。
個人的には露天風呂よりも内湯がお薦めです。
なお、内湯1の入口には飲泉処があり、ぬるめの温泉がチョロチョロと流れています。
口に含むと硫黄臭と塩味、わずかな苦みを感じました。
石造りの露天風呂
石造りの露天風呂と内湯の共通脱衣所です。
写真の左側にドアが内湯、奥が石造り露天風呂への入口です。
石造りの露天風呂は、木造りの露天風呂よりも小さめです。
総桧風呂2
総桧風呂2は、先に紹介した内湯とほぼ左右対称の造りとなっています。
食事
夕食
夕飯は牡丹鍋で、宿の男衆が獲ったイノシシの肉が入っていました。
宿泊した日の前日に獲れたものだそうです。
また、郷土料理の揚げ蕎麦がきも、初めて食べました。
外はカリカリ、中はネットリとしていて、おいしくいただきました。
再訪1時の夕飯は鹿のしゃぶしゃぶでした。
思っていたよりやわらかく、あまりのおいしさに感動しました。
朝食
朝食です。
感想
温泉の質は最高レベルです。
ジビエ料理が苦手な方以外は、文句の付けようがないと思います。
なお、現在は、日帰り温泉のみ営業しています。
データ
山梨県南巨摩郡早川町奈良田344
営業:10:00~17:00
料金:大人1,000円