はじめに
福井県あわら市にあるあわら温泉は、福井県屈指の温泉街として「関西の奥座敷」と呼ばれています。
今回は、つるやに泊まりました。
温泉
つるやには、「福の湯」と「芦の湯」があり、一方が男湯、もう一方が女湯となっています。
時間によって男女が入れ替わります。
また、これらとは別に貸切内湯もあります。
福の湯
どちらも内湯と露天が繋がった造りになっています。
「福の湯」は細長い湯船と庭のような露天が特徴的です。
内湯は少し熱め、露天は内湯よりも温度が低くなっていますが、決してぬるくはありません。
湯の大部分は、内湯、露天ともに湯船の側面なら注がれています。
一方、飲専用の湯は、湯船に投入される湯と違って、飲みやすい温度まで下げられています。
つるやの湯は、3つの源泉の混合泉で、その泉質は、源泉温度78.2、pH=7.5ナトリウム・カルシウム-塩化物泉です。
ほのかな硫黄臭がし、飲むと適度な塩味、にがりを薄めたような苦みがありました。
なお、この温泉でたまごを茹でると、ほんのり硫黄臭とほんのり塩味のあるおいしい温泉たまごになります。
少し熱めの塩化物泉のため、とても体が温まります。
しっとりとした肌触りの湯で、湯あがり後も塩化物泉特有のベタベタはなく、さらっとしています。
芦の湯
「芦の湯」の内湯は、「福の湯」と異なり、正方形に近い形をしています。
露天も「福の湯」に比べてシンプルです。
貸切内湯
つるやには「福の湯」「芦の湯」の他に、有料貸切風呂もあります。
少し小さめの湯船です。
つるやの湯は、源泉温度が約80℃と高めですが、約30℃分の熱エネルギーを熱交換器で給湯、暖房等エネルギーに切り替えています。
このため、加水、循環なし(加水、消毒もなし)の源泉かけ流しの温泉が楽しめます。
感想
つるやは、あわら温泉の中で1、2を争うフラッグシップ旅館です。
旅館内の通路はほとんどが畳敷きで、スリッパなしで歩けるのも驚きました。
宿泊料は決して安くはありませんが、お値段以上の価値ある、お湯、料理、サービスを堪能できます。
また宿泊した旅館です。
データ
福井県あわら市温泉4-601
営業:未確認(日帰り入浴不可?)
料金:未確認(日帰り入浴不可?)