山中温泉 総湯 菊の湯

はじめに

石川県加賀市にある山中温泉の共同浴場、菊の湯へ行ってきました。

山中温泉は1300年の歴史を誇る温泉地で、松尾芭蕉も訪れ「山中や菊はたおらぬ湯の匂」(この湯につかるだけで長生きできる)と詠んでいます。

菊の湯は、男湯と女湯で建物が違います。

上の写真は男湯です。

女湯は、男湯の建物に向かって左手にあります。

男湯の建物入口には、飲泉処がありました。

湯船は、プールのように大きく、深いのが特徴です。

深さは私のおへそぐらいまであります。

湯船のお湯の温度は少し高めで、長湯には向いていません。

温泉

山中温泉では集中管理方式を採用しているため、同じお湯が各施設に配湯されています。

その泉質は、源泉温度49.8℃、pH=8.56のカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉です。

無色透明、無味無臭です。

感想

菊の湯では、カラン・シャワーから源泉が出ます。

しかし、湯船は循環併用なので少し塩素臭く、ちょっと残念でした。

なお、山中温泉街では冬の時期に限り、山中温泉出身の道場六三郎氏が監修したカニ汁(一杯200円)を振舞っています。

菊の湯からさほど遠くないところ(ゆげ街道)で食べられるので、冬の時期は立ち寄った際はカニ汁をすすってみてはいかがでしょうか。

データ

石川県加賀市山中温泉湯の出町レ11
営業:6:45~22:30
料金:大人440円

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