かみのやま温泉　下大湯公衆浴場

山形県上山市にある「かみのやま温泉」の共同浴場、下大湯しもおおゆへ行ってきました。

看板には「上山温泉」と漢字で表記されていますが、山形新幹線の駅名に合わせて、「かみのやま温泉」と平仮名で表記したそうです。

下大湯は、上山市内にある7ヶ所の共同浴場の中で、最も歴史が古い共同浴場です。

入口正面にある券売機で入浴券を購入します。

このとき、入浴券の他に洗髪券も付けることをお勧めします。

なお、私は入浴券ボタンと洗髪券ボタンをそれぞれ押しましたが、どうやら、セット券ボタンがあるようです。

番台さんに入浴券と洗髪券を渡すと、洗髪札を手渡されます。

この札には、蛇口ハンドルがくくりつけられています。

当然ですが、浴室内の蛇口には、ハンドルが付いていません。

ハンドルをセットして左側の蛇口（熱湯だったので温泉かも）と右側の蛇口（生ぬるだったので加水された温泉かも）を使います。

湯船は、とても広く、ちょっとしたプールのようです。

浴室には、城主が目まぐるしく変わった上山城と蔵王の景勝地である蔵王のお釜が描かれています。
ちなみに、壁の向こう側が女性浴室です。

湯船の壁側中央からは、無色透明、無味無臭でかなり熱めの温泉が注がれています。
泉質は、源泉温度63.5℃、pH＝7.8のナトリウム・カルシウム・塩化物-硫酸塩泉です。

加温、消毒なしのかけ流し温泉ですが、湯口から少し離れたところにある蛇口で加水しています。

脱衣所にあった浴槽内温度計は、42℃を指していました。