十津川温泉 庵の湯

はじめに

奈良県十津川村にある十津川温泉とつかわおんせんには2つの共同浴場があり、そのうちの1つ「庵の湯」へ行ってきました。

なお、十津川温泉の源泉は、上湯川沿いにあり、上湯温泉に対して下湯と呼ばれていました。

車はすぐ近くの村営有料駐車場を利用することになりますが、入湯すれば90分無料券を発券してもらえます。

平成17年6月にオープンした庵の湯には、共同浴場としては奈良県内初となる飲泉場があります。

入口を降りていく途中には、足湯コーナーもあります。

足湯コーナーを横目に、さらに降りて行くと、受付があります。

券売機で入浴券を購入し、受付に提出します。

受付を通り過ぎ、さらに奥に行くとやっと浴場です。

入口からここまで、ちょっと距離がありました。

温泉

庵の湯は、男女別内湯が1つあります。

脱衣所もそうですが、浴室内も木材の多さが印象的です。

湯船は広めで、10人弱は入れるぐらいの大きさです。

泉質は、源泉温度51.3℃、pH=6.8のナトリウム-炭酸水素塩泉です。

源泉名は、十津川温泉2号・7号混合源泉で、十津川温泉共通の源泉と思われます。

湯口から出る触ると手をひっこめたくなるぐらい熱い温泉は、無色透明で硫黄臭がしますが、味はほとんど感じません。

驚いたのは、一番風呂(?)のせいもあるとは思いますが、湯船に体を入れると「シュワシュワシュワ」と泡が発生したことです。

肌に泡が付く温泉は数多くありますが、足を入れたときにシュワシュワする温泉は初めてです。

感想

浴室からの眺望もよく、とても熱いお湯ですが、ツルツルさっぱりとした浴感で、ついつい長湯をしていまいそうです。

文句なく最高ランクの温泉です。

データ

奈良県吉野郡十津川村平谷865
営業:10:00~9:00(火曜定休)
料金:大人400円

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