松之山温泉　凌雲閣

新潟県十日町市松之山にある松之山温泉「凌雲閣」に泊まりました。

昭和13年（1938年）に建築された凌雲閣は木造3階建で、国の登録有形文化財として登録されおり、歴史を感じる立派な造りです。

凌雲閣には、大浴場、中浴場湯、家族風呂の計3つの内湯があります。

松之山温泉の源泉の1つ「鏡の湯」は凌雲閣が所有しているそうで、大浴場と中浴場には、この源泉が使われています。

大浴場と中浴場は、それぞれ男湯、女湯として利用されており、時間によって男女が入れ替わります。

泉質は、源泉温度78.2℃、pH＝7.4のナトリウム・カルシウム－塩化物泉です。

色は、薄いグリーンで、源泉を舐めると、オイルと薬品が混じった匂い、強烈な塩味に苦さが加わった味がします。

なお、湧出量が毎分15Lと少ないため、循環併用となっています。

中浴場です。

家族風呂は、大浴場等に使用されている「鏡の湯源泉」ではなく、「鷹の湯３号泉」です。

こちらは、毎分200Lの湧出量があるので、かけ流しです。

家族風呂は、宿泊者の場合、空いていれば自由に入れます。

源泉が大浴場等と異なるので、2つの源泉の違いを味わうにはありがたいです。

泉質は、源泉温度97.5℃、pH＝7.7のナトリウム・カルシウム－塩化物泉です。

温度が高いだけでなく、塩分濃度も十分あるため、体が非常に温まります。

長湯すると、湯あがり後もしばらくは汗が噴き出し、止まりません。

夕食は、山菜、きのこが中心で、好きな人にはたまらないでしょう。

夜桜で有名な高田城での観桜会かんおうかい見学プランを申し込んだため、片道70分の送迎もしてもらえました。

日帰りではなく、宿泊をおススメします。