はじめに
静岡県伊豆市にある土肥温泉の「屋形温泉共同浴場」へ行ってきました。
戸を開けると目の前に番台さんがいます。
番台さんの目の前(戸を開けて裏側)にある券売機で入浴券を購入し、番台さんへ渡します。
番台さんの横のカーテンの先に脱衣所があります。
温泉
屋形温泉には、男女それぞれに湯船が1つのみとなっています。
写真左側は女湯で、壁が天井まで繋がっていないので、話し声が届きます。
泉質は、源泉温度54.3℃、pH=8.3のカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉です。
無色透明、無味無臭の癖のないすっきりとした浴感の温泉です。
一番風呂だったせいもあると思いますが、非常に熱いです。
なお、土肥温泉では、6種類の源泉(下庄田、山ノ神、水口、水口洞、中村、三原)を混合・塩素消毒されたものが配湯されているので、他の共同浴場と同じ温泉です。
感想
海辺にある(海の家の並びにある)ため、シーズン中は非常に混むことが予想されます。
一方、シーズンオフならば、他の共同浴場より空いている確率が最も高い共同浴場だと思います。
屋形共同浴場には駐車場がないため、近くにある市営駐車場を利用すると良いでしょう。
ちなみに、市営駐車場の目の前にある定食屋「しま長」は、量・味ともに抜群でおススメです。
「弁天の湯」のおかみさんに教えていただきました。
データ
静岡県伊豆市土肥2791-21
営業 13:00~20:00(第2・4火曜日定休、夏季11時~21時)
料金 大人400円
参考
土肥温泉発祥の湯を「鉱湯」といいます。
江戸初期に安楽寺境内の坑口から温泉が湧出したのが始まりで、金鉱を採掘していた間部(まぶ)彦平に因みに、鉱湯と呼ばれたそうです。
現在は入浴できませんが、安楽寺境内にて150円で拝観できます。
坑内の岩壁からは、温泉が染み出ており、コケが生えているところもありました。
土肥温泉を訪れた際は、拝観してはいかがでしょうか。