初 回:2014.10.25
再訪1:2017.7.31
はじめに
岩手県八幡平市松尾にある藤七温泉彩雲荘へ行ってきました。
海抜1,400mにある東北最高地の秘湯です。
アクセス道路である八幡平アスピーテライン・樹海ラインは、冬季に全面通行止めとなり、秋口には夜間通行止めとなるので、訪れるには時期を選ばなければなりません。
受付で入浴料を支払い、脱衣所へ向かいます。
脱衣所の前には、立派なシンボルがそびえ立っていました。
温泉
内湯
藤七温泉には、男女別内湯と5つの混浴露天風呂、1つの女性専用露天風呂があります。
内湯から露天へ出られます。
泉質は、源泉温度81.0℃、pH=3.7の単純硫黄泉(硫化水素型)です。
源泉温度が高いため、加水しています。
内湯は、相当な量を加水しているのか、お湯が勢いよくパイプから注がれています。
露天風呂
二の湯
内湯の扉を開けると目の前に小ぶりの露天風呂が見えます。
最も手前の湯船が5つの混浴露天風呂のうちの1つ「二の湯」です。
一の湯
「二の湯」から右(斜面上側)へ行くと「一の湯」があります。
藤八の湯・三の湯・四の湯
写真の奥にある囲いが女性専用露天風呂、左奥の正方形の湯船が「四の湯」、その手前の正方形の湯船が「三の湯」です。
最も広い湯船が「藤八の湯」となります。
源泉は、底から流入させているようで、各露天風呂の一部分の底は足を踏み込めないほど高温になっています。
また、底から浮いてきた泡がなかなか消えないため、湯船がブクブクと泡が立っています。
底に手をやると、板が敷いてあり、その下側には泥が溜まっています。
天然の泥パックなのでしょう、この泥を顔に塗っている人もいました。
酸性が強いですが、泥のおかげか、浴感はしっとりなめらかです。
感想
それぞれの浴槽で温度が異なります。
中でも、藤八の湯は湯船が大きく、源泉流入口からの距離を変えることが容易なため、様々な温度が楽しめるのでおススメです。
見た目も非常にユニークで、楽しい温泉です。
データ
岩手県八幡平市松尾寄木北の又
営業 8:00~18:00(4月下旬から10月下旬)
料金 大人600円